日米のリーダー、米日カウンシルの第7回アニュアル・カンファレンスを通じ、日本とシリコンバレーの間に永続的な架け橋を構築

初めてシリコンバレーで開催された本カンファレンス、日米間のテクノロジーにおける協力と日米のリーダーの多様性を称える

 

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(左から)シリコンバレー・ホスト委員会 共同委員長 萬タシャ氏、株式会社 日立製作所 取締役会長 代表執行役 中西宏明氏、元米国運輸長官・元米国商務長官 ノーマン・ミネタ氏、米日カウンシル 会長 アイリーン・ヒラノ・イノウエ氏、米日カウンシル 理事長 デニス・テラニシ氏

 

日米関係の強化に貢献すべく活動する教育的非営利団体である米日カウンシル(本部:ワシントンDC)は、11月14日から15日にかけて、シリコンバレーにて第7回アニュアル・カンファレンスを開催しました。700人以上の日米のリーダーが参加し、『想像する。革新する。可能性を引き出す。~シリコンバレーから学べること~』のテーマの下、デザインから人工知能、金融に至るまで様々な分野におけるテクノロジー面での協力や、女性のリーダーシップ、若手リーダーの育成、多様性の推進などについて話し合いました。

基調講演を行った中西宏明氏(株式会社日立製作所 取締役会長 代表執行役)、ピーター・シュワルツ氏(セールスフォース シニアバイスプレジデント(ストラテジック・プランニング担当))、ブラッド・スミス氏(マイクロソフト プレジデント兼最高法務責任者)は、日米間の更なる協力の機会、そしてテクノロジーの発達が今後もたらす変化について話しました。比嘉ジェームズ氏(フィランスロピック・ベンチャーズ・ファウンデーション事務局長、インデックス・ベンチャーズ メンター・イン・レジデンス)は『シリコンバレーから学べること』と題したパネルでモデレーターを務め、X(前グーグルX)、スポティファイとブルーボトルコーヒーを代表するパネリストとともに、日本がシリコンバレーの成功から学べることについて話しました。

 

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(左から)比嘉ジェームズ氏、ロシェル・キング氏(スポティファイ バイスプレジデント(データ、インサイト&デザイン担当))、ハンス・ピーター・ブロンドモ氏(X ゼネラル・マネージャー(ロボティクス担当))、ブライアン・ミーハン氏(ブルーボトルコーヒー CEO)

 

テクノロジーの革新と投資の世界的中心地であるシリコンバレーで米日カウンシルが今年度のカンファレンスを開催した趣旨の一つは、日米がテクノロジーにおいて協力していくことの重要性を強調することでした。シリコンバレーで活躍する米日カウンシルのリーダーらの招待を受け、安倍晋三首相は昨年同地を訪問し、日本とシリコンバレーをつなぐ取り組みについて発表しました。本カンファレンスは、防災から医療に至るまで、多岐に亘る分野をテクノロジーがどのように強化していくかということを取り上げるとともに、シリコンバレーの企業、日本の様々な県の中小企業による商品やサービスも披露し、地域経済協力を促進しました。

また、本カンファレンスは、日米のリーダーの多様性を様々な形で称えました。元サンノゼの市長で、元米国運輸長官、元米国商務長官でもあるノーマン・Y・ミネタ氏は、世界をよりよい場所にすべく努める人々のネットワークを構築することの重要性について話しました。ジャン・ヤネヒロ氏(ジャン・ヤネヒロ社 社長)が率いる、日系アメリカ人を迎えた毎年恒例のパネルディスカッションでは、日系アメリカ人の家族に養子として迎えられた元プロ・アメリカン・フットボール選手のスコット・フジタ氏、ゴールドマン・サックス証券株式会社 副会長でウーマノミクスの先駆者でもあるキャシー松井氏、映画『ベスト・キッド2』で知られる女優・歌手のタムリン・トミタ氏、そしてサンヌードルのバイスプレジデント(オペレーション担当)である夘木健士郎氏が、多様な分野と背景の視点から、日系アメリカ人のリーダーシップを考察しました。

 

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(左から)ヤネヒロ氏、トミタ氏、フジタ氏、松井氏、夘木氏

 

女性と若手リーダーも多様性の意義について熱心に語りました。女性のリーダーシップは二つのパネルディスカッションで取り上げられ、ジャーナリストの国谷裕子氏が率いるパネルでは、職場における女性の影響力拡大に向けた革新的なアイデアが議論された他、パロアルト市の前市長である岸本陽里子氏ら地元のリーダーによるパネルでは、日系アメリカ人女性の政治家に焦点を当てました。ミレニアル世代の日系アメリカ人が率いる、『壁ではなく橋を築こう』と題したワークショップでは、第二次世界大戦中に人種差別を経験した日系アメリカ人が、異なる背景の人々の間の緊張をいかに和らげることができるかについて話し合いました。米日カウンシルと在日米国大使館が主導するTOMODACHIイニシアチブの交流プログラムに参加した学生たちも、逆境を乗り越えた自らの経験について語りました。

その他のパネルディスカッションやワークショップでは、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会や日米の教育活動などが取り上げられました。また、広島で被爆し亡くなった米兵捕虜の家族を探し続けた日本人男性にまつわるドキュメンタリー『灯篭流し』が示すように、日米間の人と人との強いつながりが最終的には世界に平和を広めることにつながる、といったことも話し合われました。

 

報道機関向けお問い合わせ先
岡崎 詩織
コミュニケーションズ・マネージャ-
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