日米関係で「やるべきこと」を成し遂げましょう

米日カウンシル 会長 アイリーン・ヒラノ・イノウエからのメッセージ

Irene_Headshot.jpg2016年11月

非常に厳しい選挙の年が終わりを迎えた今、私たちの未来について考える時が来ました。新しい政権の下、今後何かしらの変化があることは間違いありません。日米関係が今後どのように発展していくか定かではありませんが、 安倍晋三首相とドナルド・トランプ次期大統領が早い段階で会談を行ったことを嬉しく思います。人と人とのつながりを重んじる組織として、米日カウンシルは、彼らの初会談が重要な最初のステップであると信じています。

私の夫であった故ダニエル・イノウエ上院議員は今回の選挙の結果をどう思っただろうか、と投票日の翌日に私に聞いてきた人がいました。生涯を通じて民主党であった彼は、おそらく違う結果を望んでいたでしょう。しかし、50年近くの上院でのキャリアを通じて、民主・共和両党の様々な大統領と仕事をしてきた彼は、常に「やるべきことを成し遂げる」ために未来に向けた道を築いていました。

2008年に米日カウンシルが設立された時、ワシントンDCでは「ジャパン・パッシング」の感情が強まっていました。それは、強い人間関係の基盤を日米間で構築することに特化した組織が必要だと私たちが考えるきっかけの一つとなりました。

わずか8年を経た今日、米日カウンシルは、多くの人々が共に「やるべきことを成し遂げる」ための前向きな道を探す強固な団体となり、今も成長し続けています。

ちょうど先週、米日カウンシルは、第7回アニュアル・カンファレンスをシリコンバレーで開催しました。(カンファレンスについての詳細はこちらでご覧ください。)日米関係の強化に向けてどのような貢献ができるかというトピックは、ほとんどすべての講演やディスカッションの場に登場しました。700人以上の参加者が、世界の問題を共に解決し続けるための様々な機会について議論し、シリコンバレーの仕事の仕方をそれにどのように適用できるかについて話し合いました。

AC2016Cover_500px.jpg日米両国は、新しいテクノロジーやビジネス、社会的利益を築くため、フィンテックや生物医学、サイバー、人工知能テクノロジーといった分野で協力しています。また、地域レベルにおける協力の機会、伝統ある大きな企業からスタートアップに至るまで、両国の各地でイノベーションが見受けられます。私たちは、学生交流の増加や変化をもたらすであろう東京オリンピックに希望を抱き、2020年と未来に向けた期待について語りました。

私たちはまた、職場における女性支援、日系アメリカ人女性の政界進出、異なった背景の人々の相互理解の強化など、様々な形の多様性の価値について話しました。第二次世界大戦と日系アメリカ人の強制収容を含む歴史と、現在への教訓を考えました。また、偏見を克服し、互いを受け入れ、強い日米関係を築くことが、最終的によりよい世界の構築につながると論じました。

日米関係の未来が明るいことに変わりはありません。米日カウンシルでは、TOMODACHIイニシアチブ新生リーダープログラムなどを通じて、次世代のリーダーに投資をしています。これらのプログラムの若く情熱的な参加者の成長の早さに、私たちはいつも驚かされます。彼らはあっという間に、日米関係に貢献する人々のコミュニティを強化し、両国の関係を深めるリーダーになっていきます。

今こそ、協力し合い、今後の日米関係に貢献していくべき重要な時です。「やるべきことを成し遂げる」ため、引き続き未来に向けて進みましょう。

--アイリーン・ヒラノ・イノウエ
米日カウンシル 会長

 

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