アジア系アメリカ人州議会議員が訪日、日本のリーダーと面談 (2017年)

多文化的な背景を持つ米国各地のアジア系アメリカ人の州議会議員6名がアジア系アメリカ人リーダー訪日プログラムに参加し、9月29日から10月7日にかけて、東京、京都と大阪を訪問しました。一行は日本の政治のリーダー、企業の幹部、非営利組織のリーダーや教授等と面談して意見交換を行い、ネットワークを構築しました。

4年目となる今年のプログラムには、下記の6名の州議会議員が参加し、4名にとっては、今回が初めての訪日となりました。

  • ロブ・ボンタ氏(カリフォルニア州議会下院議員)
  • アーロン・リング・ジョハンソン氏(ハワイ州議会下院議員)
  • クラレンス・ラム氏(メリーランド州議会下院議員)
  • ラーディ・マーム氏(マサチューセッツ州議会下院議員)
  • ブライアン・シオザワ氏(ユタ州議会上院議員)
  • モニカ・ジュラード・ストーニア氏(ワシントン州議会下院議員)

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政府のリーダーとの面談では、一行は、門川大作京都市長と京都市会議員から京都市の観光や美化推進について聞き、大阪市会議長と副議長から大阪市の2025年万博誘致について聞きました。また、東京都議会議員の案内のもと、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の施設(建設中の選手村、新国立競技場、都内各所を通るマラソンコース)をまわりました。ジョセフ・ヤング在日米国大使館首席公使や国会議員とも面談した他、外務省の官僚とともに、日米同盟や太平洋地域における目下の脅威について、意見交換を行いました。

ビジネスや非営利団体のリーダーとの面談では、一行は、経団連とともに、ビジネス・パートナーシップにおける個人的な関係構築の重要性や、貿易協定について話し合い、経済同友会からは、インディアナ州で日本企業が製造業の従業員を指導するプログラムを含め、雇用をめぐって州政府とどのような協力を行っているかについて聞きました。一行は、ダイキンのイノベーションセンター、日立、IBM、オムロン、関西経済同友会や在日米国商工会議所を訪問した他、笹川陽平氏(笹川平和財団名誉会長ならびに日本財団会長)、NHKのジャーナリストとも面会しました。               

また、米日カウンシルと笹川平和財団の共催のもと、東京で開催されたパネルディスカッション、「リーダーシップの多様化:アジア系アメリカ人州議会議員が歩んできた道のり」にも登壇しました。モデレーターの道傳愛子氏(NHK解説委員(国際情勢担当)/NHKワールドコメンテーター)が進行を務める中、議員らは、6名それぞれが様々なキャリアを経て、米国で政治家として歩んできた道のりや、昨今の社会状況を踏まえ、政治における多様性が果たす重要な役割についても話しました。

ボンタ議員はカリフォルニア初のフィリピン系アメリカ人の州議会議員です。ジョハンソン議員は沖縄と中国からの移民をルーツとする4世です。ラム議員は2世の中国系アメリカ人です。マーム議員はカンボジアで生まれ、内戦とクメール・ルージュによる大虐殺の難民としてアメリカに移住しました。シオザワ議員は祖父母が静岡出身の日系3世です。ストーニア議員はメキシコ系アメリカ人かつ日系アメリカ人で、第二次世界大戦ではおじ達が第442連隊で戦いました。米日カウンシル会長のアイリーン・ヒラノ・イノウエ、そして全国州議会議員アジア太平洋系アメリカ人幹部会の理事であるアイリーン・カワナベ氏が、一行の訪日に同行しました。

アジア系アメリカ人リーダー訪日プログラムは、笹川平和財団が後援し、日米間の人と人とのつながりを構築することに寄与する非営利団体である米日カウンシルが、全米州議会議員アジア太平洋系アメリカ人幹部会と連携して実施しています。プログラム詳細と6名の議員のプロフィールにつきましては以下のウェブサイトをご参照下さい: http://ja.usjapancouncil.org/aald

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写真キャプション 
(左から)ラム議員、ジョハンソン議員、ボンタ議員、ストーニア議員、シオザワ議員、アイリーン・ヒラノ・イノウエ米日カウンシル会長、アイリーン・カワナベ全国州議会議員アジア太平洋系アメリカ人幹部会理事、 マーム議員

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