ハワイへの歴史的な訪問

米日カウンシル会長アイリーン・ヒラノ・イノウエによる声明

2016年12月27日

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アイリーン・ヒラノ・イノウエとハーバート・ヤナムラ氏(米陸軍事情報部の退役軍人である日系アメリカ人)

今日は、日米関係において歴史に残る、希望に満ち溢れた一日でした。安倍晋三首相がホノルルに歴史的な訪問をし、オバマ大統領と真珠湾にて特別な式典に参加しました。両者とも、75年以上前の第二次世界大戦の始まりを振り返りました。アリゾナ記念館での式典、そして真珠湾での安倍首相とオバマ大統領による心を打つ声明は、厳粛で感情に満ち、 歴史を忘れないこととそこから学びよりよい未来を築くことの重要性を反映していました。

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真珠湾でステートメントを行ったオバマ大統領と安倍首相

安倍首相はホノルルで2日間過ごし、多くのカウンシル・リーダーが首相の歴史的訪問を祝うイベントに招待されました。今朝、青空の下、250人もの出席者とともに真珠湾の式典に参加した私は、世界でも有数のリーダーであるお二人の言葉と勇気、リーダーシップに心を動かされました。

第二次世界大戦の退役軍人や米軍の軍人も参加し、私たちは、多くのアメリカ人が払ってきた犠牲や挙げてきた功績を振り返りました。安倍首相とオバマ大統領は、自国のために日々並み外れた努力をしてきた人々について語りました。

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真珠湾にて退役軍人らと話すオバマ大統領と安倍首相(総理官邸のフェイスブックページ(@sourikantei)より)

安倍首相の真珠湾訪問の数ヶ月前には、オバマ大統領の歴史的な広島訪問がありました。戦争の恐怖、そして広島と長崎で命を失った多くの人々についてのオバマ大統領の言葉は、 今日の式典が行われることとなった理由の一つとも言えます。キャロライン・ケネディ駐日米国大使と佐々江賢一郎大使氏は、歴史を形作るこれらのイベントの双方に出席しました。

昨日の夜、米日カウンシルを含む日系アメリカ人の団体は、日本総領事館とともに、安倍首相、岸田外務大臣と稲田国防大臣のために集まった1,100人の出席者を迎えました。米日カウンシルからは70名のメンバーが参加しました。レセプションでは、ハワイの日系アメリカ人コミュニティの長年の支援と友情に対し、安倍首相が感謝の意を表しました。首相はまた、ハワイで新しい人生を築いた一世の日系アメリカ人の忍耐力に敬意を表しました。

昨日の日中には、安倍首相はマキキ日本人墓地を訪問しました。そこには、1860年代にハワイに来た初代の日本人移民らの記念碑もあります。首相は、米軍で勤務した人々を含む二世に敬意を表しました。また、第442連隊戦闘団(RCT)の退役軍人数名とともに、パンチボウル国立太平洋記念墓地も訪問しました。

レセプションで安倍首相は、元ハワイ州知事で、大戦後日本の進駐軍に所属していたジョージ・アリヨシ氏と長く続いてきた、家族ぐるみの友情について語りました。首相は、戦後日本にいる家族に食料や物資を送った、彼自身の親戚を含め、すべての日系アメリカ人に感謝の意を表しました。米日カウンシルの評議員でもあるアリヨシ元知事は、日系アメリカ人が日米関係のために果たしてきた役割の重要性を理解している安倍首相に対し、日系アメリカ人コミュニティを代表して感謝の言葉を述べました。

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レセプションでの安倍首相と州知事のイゲ氏(左)、稲田防衛大臣(右)、佐々江大使(左奥)(日本の総理官邸のツイッター(@kantei)より)

ディナーでは、日系アメリカ人として二人目のハワイ州知事であるデービット・イゲ氏も挨拶を行いました。レセプションが終了する前に、安倍首相は、110個全てのテーブルをまわり、写真を撮る時間を設けました。

米日カウンシルの評議員でもあるメイジー・ヒロノ上院議員とコリーン・ハナブサ下院議員、ジョージ・アリヨシ元知事とジーン・アリヨシ氏、米日カウンシルの理事長であるデニス・テラニシ氏、理事のウォーリー・ツーハ氏、元理事のコルバート・マツモト氏、カウンシル・リーダーのキャロル・ハヤシノ氏とクリス・クボタ氏といった多くの米日カウンシルのメンバーが、真珠湾で今朝行われた式典に招待されました。また、シアトルのテレビ局のために取材を行ったカウンシル・リーダーのローリー・マツカワ氏を含む、400以上の報道陣も集まりました。


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安倍首相とヒロノ上院議員(右)と、ヒロノ議員の小学校時代の教師でもある二世の第442連隊戦闘団の退役軍人

個人的には、パンチボウル国立太平洋墓地を訪問中、安倍首相が私の夫、故ダニエル・イノウエ上院議員の墓も訪ねたことを光栄に思います。首相が花輪を捧げ、イノウエ議員との長年の友情を振り返ったそのひとときは、私にとって特別なものでした。

今日、オバマ大統領は、第100歩兵大隊および第442連隊戦闘団における、日系アメリカ人の退役軍人らの功績を称えました。大統領は、第442連隊戦闘団におけるイノウエ議員の功績、米国上院で共に過ごした時間、そして生涯にわたるイノウエ議員の公務について語りました。安倍首相とオバマ大統領による追悼を私は心から感謝しています。今日、自分が生まれた国のリーダー、そして自分の祖先の国のリーダーが、真珠湾に思いを馳せるためだけでなく、日米同盟の重要性を再確認するため、自分の故郷であるハワイに集ったことを、ダン(イノウエ議員)はとても喜んでいると私は確信しています。

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パンチボウルを訪問する安倍首相(総理官邸のツイッターより)

米日カウンシルの使命は、より強い日米関係を保証するため、あらゆるレベルで永続的な人と人との関係を構築することです。両リーダーもこういった価値観の重要性をステートメントで強調しました。
安倍首相は以下のとおり述べました。

「私たち日本人の子供たち、そしてオバマ大統領、皆さんアメリカ人の子供たちが、またその子供たち、孫たちが、そして世界中の人々が、パールハーバーを和解の象徴として記憶し続けてくれることを私は願います。」

   (安倍首相のスピーチ全文はこちらでご覧ください。)

オバマ大統領は以下のとおり述べました。

「国家として国民として、我々は受け継ぐ歴史を選択することはできませんが、歴史から学ぶべき教訓を選び、それを元にして我々の将来の進路を決めることができます。」

   (オバマ大統領のスピーチ全文はこちらでご覧ください。)

米日カウンシルは、新しい人間関係を構築し、先代が築いた日米関係の土台を維持するための生産的な方法を見つけることを目指しています。今週のイベントを受け、私達はそのコミットメントを再確認しました。過去の記憶を大切にし、新たな形でアジア太平洋地域の平和と繁栄を維持することを目指す次世代のリーダーに、私達は今後も投資し続けます。安倍首相とオバマ大統領に感謝いたします。お二人の友情とリーダーシップが、日米関係の歴史において最も重要な時期の一つを記念することにつながりました。

—アイリーン・ヒラノ・イノウエ
米日カウンシル会長

 

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